横浜国立大学(よこはま こくりつだいがく、英語: Yokohama National University)は、神奈川県横浜市保土ケ谷区常盤台79番1号に本部を置く日本の国立大学である。1949年に設置された。
横浜国立大学は、横浜経済専門学校(1923年創立の横浜高等商業学校を前身とする)、横浜工業専門学校(1920年創立の横浜高等工業学校を前身とする)、神奈川師範学校(1876年(明治9年)創立の横浜師範学校を前身とする)、神奈川青年師範学校の4つの旧制官立教育機関を母体として、1949年、新制国立大学として発足した大学である。前身の一つである横浜師範学校の沿革を含めると、1876年以来の140年以上の歴史を有する。学内には、横浜国立大学工学部の前身、横浜高等工業学校初代校長鈴木達治の功績を顕彰した「名教自然の碑」[1]がそびえ立つ。
新制としての発足以降、学部・大学院共に整備・改組が順次行われ、現在は5学部5研究科(連合学校教育学研究科を除く)を擁している。日本を代表する大都市の一つである横浜を基盤とし、学部増設に力点を置いた規模拡大路線をとらず、少数精鋭化と大学院教育研究の重点化を進めてきた。近年は国際研究拠点としての環境整備に力を入れている。